-
知識
PCS(パワーコンディショナ)についての基礎知識まとめ
太陽光発電システムにおけるPCSとはパワーコンディショナ(Power Conditioning System)の略称で太陽光発電システムの心臓部とも言える非常に重要な機器。一般的には「パワコン」と略されて呼ばれることも多い。 PCS(パワーコンディショナ)の役割と機能 ... -
知識
スマートメーター(売電・買電メーター)についての基礎知識まとめ
スマートメーターは、電力会社の電力メーターの最新型で従来のメーターとは大きく異なる機能を持っている。例えれば、「通信機能を備えた、賢い電力量計」。 スマートメーターの主な機能と仕組み 30分ごとの電気使用量計測・記録 従来のメーターは月に1回... -
知識
FIT(固定価格買取制度)についての基礎知識まとめ
FIT(固定価格買取制度)は再生可能エネルギーの普及を目的として、再生可能エネルギーで発電された電気を、電力会社が国が定めた価格で一定期間買い取ることを義務付ける制度。正式名称は「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法」に基づ... -
知識
HEMS/BEMS/FEMS(エネルギー管理システム)の違いについての備忘録
HEMS、BEMS、FEMSはすべて「EMS(Energy Management System:エネルギー管理システム)」の一種であり管理する対象の規模や種類によって名称が異なる。基本的な目的は共通しており「エネルギーの使用状況を「見える化」し、最適に「制御」することで、省エ... -
知識
太陽光発電における自家消費についての基礎知識まとめ
近年、太陽光発電の導入は、FIT(固定価格買取制度)による売電から自家消費へとシフトが進んでいる。これは、FITの買取価格が年々低下していることや、電気料金の高騰と企業の脱炭素経営への意識の高まりなどが背景にあると考えられている。 太陽光発電の... -
知識
電気回路についての基礎知識まとめ
「電気回路」とは、電気が流れる道筋、あるいはその流れを制御するために設計されたシステムのこと。身の回りにあるあらゆる電気製品や、社会を支える電力システムは、すべて電気回路によって成り立っている。 電気回路の基本的な構成要素 電気回路は、主... -
電気保安
保護継電器についての基礎知識まとめ
保護継電器についての概略 保護継電器は、電気設備で発生する事故などにより変化する電圧、電流、周波数などを検出することで電気設備を故障などから保護し、影響を一定の範囲に抑えるために使用するもの。検出するために設定する値は整定値と表現される場... -
電気保安
接地形計器用変圧器(EVT)についての基礎知識まとめ
接地形計器用変圧器(EVT)についての概略 EVTは、主に高圧・特別高圧受電設備において地絡事故時の零相電圧を検出するために用いられる特殊な計器用変圧器。接地形というように一次端子の一端を接地して使用している。 EVTは(Earthed Voltage Transforme... -
知識
キャパシタンスについての基礎知識まとめ
キャパシタンスは、電気回路における重要な概念の一つで電荷を蓄える能力を示す量のこと。この電荷を蓄える素子がキャパシタ(コンデンサ)のこと。 キャパシタンスの定義 キャパシタンス C はキャパシタに蓄えられた電荷 Q とその両端にかかる電圧 V の比... -
電気事故
間欠アーク地絡についての基礎知識まとめ
「間欠アーク地絡(Intermittent Arc Ground Fault)」は主に中性点非接地方式の電力系統で発生する特有の地絡事故現象のこと。地絡点におけるアーク(放電)が、断続的に発生・消滅を繰り返すことによって系統に異常な過電圧を発生させる現象を指す。 間...