電気理論・計算– category –
有効電力・無効電力・皮相電力、電圧降下、線間電圧と対地電圧、三相交流、%Z法など、電気設備の理解に必要な理論と計算をまとめたカテゴリです。電験受験者や電気主任技術者の復習に向けた内容です。磁界や自己インダクタンス、電磁誘導障害、大地抵抗率、定格短時間耐電流など現場に関わるテーマのほか、ダイオード・サイリスタ・トランジスタといった半導体の基礎も扱っています。負荷電流・励磁電流・充電電流の違いなど、実務で迷いやすい用語の整理もあります。
代表的な記事
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電気理論・計算
設備容量と最大電力の関係性の備忘録
設備容量についての概略 設備容量とは、施設や設備が持つ理論上の最大の供給・受電能力のこと。 供給側(発電所など)発電設備が理論上、連続して供給できる最大の電力(kWやMW)を指す。 需要側(工場やビルなど)その施設に設置されているすべての電気機... -
電気理論・計算
架空線路の残留電圧の備忘録
架空線路の残留電圧とは送電線や配電線などの架空線路が電源から切り離され(遮断器を開放され)た後も電線路に残る電圧のこと。 この残留電圧は、主に線路の静電容量に蓄えられた残留電荷によって発生する。 架空線路の残留電圧発生原因(メカニズム) 架... -
電気理論・計算
大地抵抗率についての基礎知識まとめ
大地抵抗率とは、大地の電気の通りにくさを表す値のこと。 大地抵抗率は、土の種類や水分量あるいは温度の影響を受ける。また、その他にも土壌に含まれている水分に溶解している物質の濃度土壌の粒の大きさや粗密(締まり具合)などにも影響を受ける。 大... -
電気理論・計算
対称三相交流電源についての備忘録
対称三相交流電源は、現代の電力システムにおいて最も広く使われている電源方式のこと。単に「三相交流」と言う場合、ほとんどがこの「対称三相交流」を指す。 対称三相交流電源の定義と特徴 三相交流とは、3つの単相交流が組み合わされてできたものでこの... -
電気理論・計算
対称三相交流電源におけるベクトルオペレータαについての補足
対称三相交流電源を扱う上で、ベクトルオペレータ α (アルファ) は 三相交流の位相関係を複素数で簡潔に表現するために使われる非常に重要な概念となる。 ベクトルオペレータ αの概略 ベクトルオペレータは、大きさが1で偏角が120∘の単位ベクトルのことで... -
電気理論・計算
零相電圧検出装置(ZPD)の零相残留電圧についての備忘録
零相電圧検出装置(ZPD)の要約 高圧線は大地に接続(接地、アース)されていないため正常な状態では三相の合成電圧と大地間には大きな電圧変化は発生しない。しかし、地絡が発生すると三相の合成電圧と大地間に大きな電圧変化が発生する。ZPDは高圧線と大... -
電気理論・計算
三相回路の相回転についての備忘録
三相回路は、単相交流を位相角120°ずつずらした3組の交流からなる電力供給システムのこと。発電所から工場やビルなどへ、大量の電力を効率的に送るために広く利用されている。 三相回路の仕組みと特徴 3本の電線 三相回路は3本の電線(3線式)で電力を送る... -
電気理論・計算
サーミスタの基礎知識まとめ
サーミスタは、温度によって電気抵抗が大きく変化する性質を持つ半導体素子のこと。 サーミスタという名前は「Thermal(熱)」と「resistor(抵抗器)」を組み合わせた造語でその名の通り、温度を検知するセンサーとして幅広く使われている。 サーミスタの... -
電気理論・計算
定格短時間耐電流についての基礎知識まとめ
定格短時間耐電流とは、PAS(高圧気中開閉器)が短絡事故時に自身が損傷することなく耐えられる最大の電流値を、規定の時間内で示したもの。この能力は、熱的および電磁的な影響の両面で評価される。 定格短時間耐電流の重要性 PASは、構内の高圧機器を短... -
電気理論・計算
不足電圧状態の現象と機器の影響についての備忘録
不足電圧状態とは、電力系統の電圧が規定値よりも低くなっている状態を指す。短時間で終わる「瞬時電圧低下(瞬低)」と、長時間続くものに分けられる。 瞬時電圧低下(瞬低)についての概略 雷や自然災害、あるいは送電線の故障などが原因で、電圧が一時...