理論– category –
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皮相電力についての基礎知識まとめ(用語説明)
皮相電力(ひそうでんりょく)とは、交流回路において、電圧と電流の積で表される見かけ上の電力のこと。実際に消費される有効電力と、回路内でエネルギーが蓄えられたり放出されたりする無効電力を合わせたもので単位には ボルトアンペア(VA) 有効電力... -
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電圧降下についての基礎知識まとめ
電圧降下とは、電気回路において、電流が流れる際に電線の抵抗や接続部の抵抗などによって電圧が低下する現象のこと。 電圧降下が起こる原因 電線の抵抗 (Resistance: R): 電線は電気を通すが、わずかながら抵抗を持っている。電線の材質や太さ、長さに依... -
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無効電力についての基礎知識まとめ(用語説明)
無効電力(むこうでんりょく)とは、交流回路において、エネルギーとして消費されず、電源と負荷の間を行ったり来たりする電力のこと。直接的な仕事(光を照らす、物を温める、モーターを回すなど)には使われないが交流回路、特にコイル(インダクタンス... -
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定格力率について(用語説明)
定格力率(ていかくりきりつ、Rated Power Factor)とは、交流(AC)電気機器が、設計上、最も効率よく動作するように想定された力率のこと。無次元の数値で表され、通常は0から1の間の値、またはパーセント(%)で示される。 力率=交流回路における有効... -
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電流とは(用語説明)
電化が連続的に移動する現象のこと。電流の強さは導体の中を1秒間に通過する電気量で表す。単位はアンペア[A] 電流が発生する原理 電流は、導体(金属線など電気を通しやすい物質)の中を、電荷(主に電子)が一定方向に移動する現象のこと水に例えると、... -
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電圧とは(用語説明)
導体と大地の間または線間の電位の差。単位はボルト[V]電気技術基準では低圧、高圧、特別高圧に分けられる。 日本の高圧配電線路の標準的な電圧は6.6kV(6,600ボルト)※一部地域や地下鉄などでは3.3kV(3,300ボルト)が用いられている場合もある。これは、... -
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負荷率とは(用語説明)
負荷率(load factor)とは、ある一定期間における平均使用電力が、その期間の最大需要電力に対してどの程度の割合であるかを示す指標=電気設備が、その能力を最大限に発揮した時に対して、平均的にどれくらいの割合で使われているか 負荷率の計算方法 負... -
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零相電圧検出装置(ZPD)と地絡方向継電器(DGR)による電流方向監視(補足用)
零相変流器(ZCT)について 零相電圧検出器(ZPD)について 零相電圧検出装置(ZPD)と地絡方向継電器(DGR)による電流方向監視 地絡事故が発生すると事故回線では事故電流が電源側から負荷側に向かって流れる。一方、ほかの回線では、事故電流が負荷側か... -
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地絡・漏電による漏洩電流の流れについての備忘録
地絡・漏電について 地絡・漏電による漏洩電流の流れ 漏洩電流であっても、電流が流れるには回路が必要また回路は閉じていないといけない(閉回路) 漏洩電流が流れる回路は高圧(地絡)と低圧(漏電)で異なる 高圧回路(地絡)による電流の流れ 高圧回路... -
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受電設備容量の算定の備忘録
受電設備容量とは 受電電圧で使用する変圧器、高圧電動機、高圧引出し部分の合計容量(kVA)高圧電動機は定格出力(kW)をもって機器容量(kVA)とし高圧進相コンデンサは受電設備容量に含めないものとする。 受電設備容量の算定方法 単相変圧器の場合 ●Δ...