目次
過電流事故についての概略
過電流事故は2つに大別される
過負荷事故

高圧受電設備の中で電気を使用するために設置される機器の中に
変圧器がある。
変圧器は流せる電気量が決まっている(定格容量)
定格容量を超えて変圧器を使用している状態を過負荷運転となる。
過負荷運転が起こると発生する事象
変圧器が過負荷運転すると、通常よりも流れる電流が大きくなり、変圧器本体の温度が上昇して焼損したり、絶縁油、絶縁紙などの絶縁物の劣化を引き起こし、内部で地絡事故や短絡事故が起こる危険がある。
短絡事故

高圧受電設備の電路または高圧機器で短絡が起こった場合
危険な大電流が流れる。
例)高圧配電線の場合、5000〜10000A程度の電流
事故点ではアーク放電が起こり、事故点とその周辺を破壊する。
過負荷事故と比べて短絡事故は非常に危険な事故となる。
高圧受電設備の短絡保護対象は変圧器だけでなく設備全体となる。
変圧器の過負荷が起こる理由
電気の使用量は低圧機器の使用状態が変動する。
※低圧機器が電気を使用していること=負荷がかかっている
変圧器の低下機容量と低圧機器の負荷には下記図の関係がある。

低圧機器の負荷が変圧器の定格容量を超えないようにする必要がある。
定格負荷が増えすぎて変圧器の容量を超えてしまったときに過負荷事故となる。
※高圧受電設備の過負荷保護対象は主に変圧器となる。

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