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雷害とは
雷によるサージ電圧のことで、直撃雷、誘導雷、逆流雷の3種類存在する。
直撃雷・誘導雷・逆流雷の違いまとめ
雷が落ちると起きる現象 雷について 雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の…
雷害を受ける設備の傾向
雷害の99%は誘導雷や逆流雷によるものだとされている。
誘導雷や逆流雷は直撃雷と比較して、エネルギーが小さいため、適切な接地システムの構築・避雷器の設置により、ほとんどの雷害を防ぐことができる。
雷害を受けやすい設備のは以下の表となる
JLPA(一般社団法人日本雷保護システム工業会)資料より引用
最も雷害の影響を受けやすい設備は
自動火災報知機設備や電話設備などの配線の長い機器に雷サージの影響が出やすい。
受電設備のほとんどは屋外設備で、特に引き込み箇所(区分開閉器、引き込みケーブルなど)に雷害が集中している。
保安業務従事者の月次点検マニュアル(高圧引き込み線編)
設置者への問診 保安業務従事者は点検時に、日ごろから電気機器を使用している従業員や設置者に、建物内の電気設備に異常がなかったかの問診を行う。 例)使用している…
区分開閉器とは(用語説明)
保守点検の際に電路を区分するための開閉装置のこと。 高圧 PAS(気中負荷開閉器・架空引込用) UGS (気中負荷開閉器・地中引込用) 低圧 MCCB(配線用遮断器)
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