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UPSを設置する理由
落雷による供給者への電気工作物に事故が発生すると、停電箇所の直近上位を切り離す(VCBやLBS)際に瞬時停電や電圧降下が生じる。
瞬停や電圧降下の影響を受けるものとして
- コンピュータ、シーケンサー関係のFA(Factory Automation)OA(Office Automation)機器
- インバータや電磁開閉器を利用する機器
- 高圧放電灯
瞬時停電や電圧降下を防ぐために、無停電電源装置(UPS)が必要
UPSについて
整流器、蓄電池、インバータから構成されている。
通常時
交流→整流器→直流→インバータ→交流出力
↓
バッテリー(充電)
停電時
(直流)→インバータ→交流出力
↑
バッテリー(放電)
UPSの更新推奨年
UPS等の設計上の標準使用期間は、周囲温度が25˚Cの場合で7年、40˚Cの場合で5年(一部機種を除く)。ただし、設計上の標準使用期間は周囲環境(温度、塵埃)によっても異なるため、保証値ではなく目安となる。
設計上の標準使用期間を超えてそのまま使用を続けた場合、経年劣化により、正常にバックアップできなくなる、または突然運転を停止するなどの誤動作や故障の原因になる。
また、発煙、発火が生じ、けが、火災などの事故に至る恐れがある。
オムロンHP UPS本体の寿命(設計上の標準使用期間)を教えてくださいより
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