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定格負担 VAとは(用語説明)

配電盤を確認する作業員のイラスト
目次

定格負担VAとは

定格負担 変流器の二次回路に接続された負荷のこと
(例:計器や保護継電器など)

定格二次電流I2n が流れたときのボルトアンペアで表す。
負担のインピーダンスをR (=2Ω)、定格二次電流をI2n (=5A)とすると
定格負担(VA )n は50VAとなる。

VA=A×R×A=A^2×R

=5×5×2=50VA

計器の定格負担とは

定格負担とは、どの程度の負荷(計器や継電器)が接続できるかを表す指標のこと。
定格負担が大きい変流器ほど大きな負荷が接続できる。
変流器の選定の際には、接続する負荷の大きさが、変流器の定格負担を超えないよう
注意して機器を選ぶ必要がある。
→計測機器の故障や焼損につながる可能性あり

計器用変流器CTにおける定格負担

計器用変流器(CT)において、どの程度の負荷まで接続できるのかを定格負担として記載している。

そのため、CTは定格負担を参考にして選定を行う。

変流器定格負担以上の負荷を接続すると、誤差が大きくなる。 また、計器や継電器が正確な指示値を表さなくなるので注意。

CTと電流計の接続例と、二次側電線の太さごとの最大配線距離
CT二次側に電流計・モータリレー・電力計用トランスデューサを接続した例と、定格負担の選び方の式

引用:http://www.mekatoro.net/digianaecatalog/kasug-sougoub/book/kasug-sougoub-P0761.pdf

計器用変圧器(VT)における定格負担

盤内に取り付けられた計器用変流器(CT)2台

二次側に接続される計器類や保護継電器の負担の合計よりも大きいものを選定するが
大きすぎると比誤差が大きくなる。
そのため一般に、定格負担の 25 ~ 100% の範囲で使用する。

計器用変圧器の確度階級と定格負担の組み合わせを
下表 に、銘板例を下図に示す。

確度階級呼称主な用途定格負担 [VA]
0.1 級標準用計器用変圧器試験用の標準器、又は特別精密計測用10, 15, 25
0.2 級標準用計器用変圧器試験用の標準器、又は特別精密計測用10, 15, 25
0.5 級一般計測用精密計測用15, 50, 100, 200
1.0 級一般計測用普通計測用、配電盤用15, 50, 100, 200
3.0 級一般計測用普通計測用、配電盤用15, 50, 100, 200

表:硬度階級と定格負担(JISC 1731-2より引用)

三菱電機製 計器用変圧器(VT)PD-50HF の銘板(定格負担50VA)

計器用変圧器の銘板例

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この記事を書いた人

はじめまして、当ブログ「名無し電気管理事務所」を運営している名無しと申します。
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