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電気保安
過電流継電器の慣性動作特性についての備忘録
過電流継電器とは 過電流継電器の慣性動作特性 過電流継電器の慣性動作特性(Time-Overcurrent Relay Characteristics)は継電器が過電流に対してどのように動作するかを示す特性で、主に継電器が動作するまでの時間と、過電流の大きさとの関係を表す。こ... -
知識
過電流保護協調についての備忘録
過電流保護協調とは 電力系統における過電流発生時の保護装置の動作を調整することを指す。この協調を行うことで、系統全体の安定性を維持しつつ過電流が生じた箇所だけを効果的に遮断が可能となる。 過電流保護協調で最も重要なことは配電用変電所(配電... -
知識
過電流保護協調の根拠について(補足用)
根拠となる法律 以下の法律・省令が根拠となる 電気事業法第39条第2項第三号 「事業用電気工作物を設置するものは、事業用電気工作物の損壊により一般送配電事業者または配電事業者の電気の供給に著しい支障を及ぼさないよう、主務省令で定める技術基準... -
知識
放射率とは(用語説明)
放射率とは、物体からの熱放射(赤外線エネルギー)のしやすさを表したもの。 最も多く放射する物体の熱放射率は1で「黒体」と呼ばれる。逆に全く放射せず周囲からの熱放射を完全に反射する物体の放射率は0で「鏡面体」と呼ばれる。=一般の物体の熱放射... -
測定機器
放射温度計についての基礎知識まとめ
放射温度計とは 物体が放射している赤外線の強さを検出して温度を測定する測定器のこと 使用場所 高圧機器や電路の接続部など高電圧で近づけない場合や、回転機械など危険を伴う場所の温度測定に広く使用される。 測定原理 物体から照射された赤外線はレン... -
電気保安
電気設備の異常発生時の兆候・警告サインのまとめ
電気設備の多くは故障する前にある種の兆候や警告サインが見られる。下記に主な兆候とその原因を記載する。 異臭 電気設備から異常なにおいや焦げたにおいがする→配線や機器の過熱が発生している可能性あり 異音 異常なノイズや音が聞こえてくる→機器... -
試験機器
絶縁耐力試験の方法まとめ
絶縁耐力試験の意義 電気設備を構成する機器及び電線路は、正常運転中の定格電圧のほかに、事故時や電線路遮断時の異常電圧に対して、十分な絶縁強度を持っていないといけない 絶縁強度は、電気機機器で最も重要な要素であり、絶縁上でにおいて欠陥があれ... -
電気事故
地絡継電器が誤動作(もらい事故)を起こす理由の備忘録
ケーブルが長いことが誤動作につながることが多いケーブルが長い=静電容量が大きい 地絡事故が起きると、静電容量に対して分流される。 静電容量が大きいほどインピーダンスが小さくなるので、 ●IC1 ●IC2 静電容量が大きい方に地絡電流が多く流れるため、... -
電気保安
高圧進相用コンデンサの役割と特徴のまとめ
高圧進相コンデンサについての概略 高圧受電の需要家では、電動機類を使用する設備が多くある。例)エレベータ、空調機、給排水ポンプこれらの設備の電動機の内部には誘導性のコイルがあり遅れ無効電力を消費するので、遅れ力率(電圧に対して電流の位相が... -
知識
零相電圧検出装置(ZPD)と地絡方向継電器(DGR)による電流方向監視(補足用)
零相変流器(ZCT)について 零相電圧検出器(ZPD)について 零相電圧検出装置(ZPD)と地絡方向継電器(DGR)による電流方向監視 地絡事故が発生すると事故回線では事故電流が電源側から負荷側に向かって流れる。一方、ほかの回線では、事故電流が負荷側か...