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大地インピーダンスとは(用語説明)
土壌の抵抗率を指す。 単位はΩ·m(オーム・メートル) 大地抵抗率は、土の種類や含水率、温度などによって大きく変化一般的に、水分量が多いほど抵抗率は低く、湿地は抵抗率が低く、山地の岩盤で上昇日本の場合は夏に大地抵抗率が低く、地面が凍る冬は抵抗... -
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計器用変成器のCT(変流器)についてのまとめ
計器用変成器のCT(変流器)の概略 「計器用変成器」は、交流回路の高電圧、大電流を低電圧、小電流に変換(変成)する機器で、計器用変圧器(VT)および変流器(CT)の総称。計器用変成器は、「指示電気計器」「電力量計」などと組み合わせて使用される。... -
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高調波についての基礎知識まとめ
高調波についての概略 高調波(Harmonics)とは、商用電源の基本周波数(日本では50Hzまたは60Hz)の整数倍の周波数を持つ電流や電圧の成分のこと。 例)基本周波数が50Hzの場合 第2高調波:100Hz 第3高調波:150Hz 第5高調波:250Hz といった周波数の成分... -
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逆機電力による電圧と電流のタイミングのずれについて
逆起電力とは コイルに発生する逆機電力の強さは磁界の変化の大きさによって決まる。また、自身が作る磁界の変化の大きさはコイルに流れる電流の大きさに依存する。 電圧と電流のタイミングのずれ 電流が0Aになる瞬間に電流の変化が一番大きく、電流が最大... -
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逆起電力とは(用語説明)
コイルに流れる電流が変化すると、電流の変化を打ち消す方向に電圧が発生する電圧のこと 逆起電力は名前に「電力」という言葉が入っているが電圧の分類に含まれており、電力ではないので注意 コイルに流れる電流が増加したとき アンペールの法則により磁界... -
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避雷器の定格電圧が8.4kVである理由(補足用)
定格電圧とは 通常の高圧機器の定格電圧の場合 避雷器以外の定格電圧は常規使用電圧(最大使用電圧)を対象に線間電圧で表す。 軽負荷運転または無負荷運転の場合は電圧変動を考慮に入れて 6.6kV[kV] ÷ 1.1 × 1.2 = 7.2[kV] としている。 避雷器の... -
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定格電圧とは(用語説明)
電気機器や電子機器を安全に使用できるために適した電圧、または連続して印加できる直流電圧や交流電圧の最大値 定格電圧を超えて機器を使用すると、故障や安全上の問題を引き起こす可能性があるため、使用を避ける必要がある。定格電圧に対して±6%以内の... -
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避雷器(LA)の選定方法まとめ
避雷器(LA)とは 電路と大地間に設置され、一定以上の電圧の雷サージが加わると動作して、そのサージ電流を大地に流す。電路の過電圧が抑制されるので電気機器が損傷するのを防止できる。 避雷器の選定方法 汚損区分 海岸から10km以内は対塩用、それ以... -
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続流とは(用語説明)
避雷器(アレスタ)などのSPD(サージ保護デバイス)が雷サージ電圧消失後に引き続き電力系統から供給される電流のこと -
月次点検
キュービクルのチョーキング現象(白亜化)についての備忘録
キュービクルについて キュービクルは経年劣化(特に太陽光の紫外線や湿度)によってチョーキング現象が発生することがある。塗装が有している撥水性や紫外線からの保護機能などが失われている状態となっている。 チョーキング現象について チョーキング現...