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IorとIgrの違いについて
結論 Ior検出方式とは、ZCT により検出した電流(Io)の他に電路電圧を検出し、その電圧をもとに演算により容量分に流れる電流(無効分:Ioc)を除去して、絶縁抵抗により流れる電流(有効分:Ior)のみを分離検出する方式のこと。 Ior方式では有電圧... -
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OCRの引外し方式の種類について
過電流引き外し方式(OTC) OCRにB接点があり、CT二次電流によりOCRが動作すると接点が切り替わり、CT二次電流がトリップコイル(TC)に流れてトリップして遮断器を引き外す方式 メリット 特別な電源を用いない簡便な方式 ほかの方式よりも安い デメリット 他... -
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OCR(過電流)継電器について
瞬時要素と限時要素の違い(顧客説明用) 現時要素 建物や工場内で複数の機械を同時に使いすぎることで機械が故障するほどの多くの電気を使用しているときに、設定している時間に応じて強制的に一部、もしくはすべての区間を停電状態にする機能。 瞬時要素... -
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等電位ボンディングについての調査
等電位化とは 電気機器の接地線や建物の金属部分をすべて電気的に接続し、まとめて接地することで接地極間や金属部分に電位差が生じないようにする手法のこと。 等電位化のために電気的に接続することを等電位ボンディングという 等電位化されていない場合... -
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灯動トランスについて
灯動トランスとは 三相変圧器1台で、三相負荷と単相負荷に同時に電力を供給できる変圧器。 メリット・三相と単相の2台の変圧器を灯動共用変圧器1台に置き換えることにより、省スペースになる。・単相,三相容量の融通性がある。(両者のいずれかが小さい容... -
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漏電遮断器と接地の関係
漏電遮断器とは 通常の使用状態の下で漏電電流値が規定値に到達したとき、接点を開路動作するように設計した回路遮断器のこと <JIS C 8201-2-2 漏電遮断器とは> より引用 漏電遮断器の必要性 人体に数mA~十数mAの漏電が流れると運動神経が麻痺して動... -
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短絡電流についての調査
短絡電流とは 短絡とは、電気が流れている導体同士が接触し、負荷抵抗が電線抵抗のみになった状態のこと。 回路が短絡状態になった場合、その回路には通常より多くの電流が流れる。この電流を短絡電流という。 https://e.lapp.com/jp/short-circuit LAPP ... -
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低圧ブレーカ開放時のサージ電圧について
サージ電圧 電気回路などに瞬間的に定常状態を超えて発生する「大波電圧」のこと。短時間に大きな電流変化があるほど、また回路のインダクタンスLが大きいほど、サージ電圧は大きくなる。問題となるのは、電気機器などの回路の絶縁を破壊するレベルの高電... -
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独立接地・共用接地の違い
接地分類わけがある理由 “独立接地方式(単独接地)”と“共用接地方式”の2つにわけられる。接続される設備(機器)の特徴や接地の目的などから、総合的に判断が必要。 独立接地方式(単独接地) 設備(機器)毎に独立した接地工事を施す方式を独立接地方式... -
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非常用自家発電機について
非常用自家発電機とは 大きな役割は2つ 火災時に消火活動を行うための防災設備 停電時に医療機器やエレベーター設備などにバックアップのための電力を供給する発電機 結果 非常用発電機が正常に作動すれば停電時でも防災設備やコンピューターに電力供給を...