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年次点検時のNG作業(体験談まとめ)

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危険行為

PAS投入時にはPASの紐は入と切の2本とも持っておくこと

理由:片方のみ投入すると持っていないほうのひもが衝撃で飛び上がり、最悪PAS取り付け部のどこかに巻き付く危険性あり。→ほどくのが大変、短絡事故の可能性

他電源でのOCR試験

大バッテリー電源(下に画像あり)瞬時動作最小電流試験などの大電流を流すときは、総合試験機使用時の抵抗レンジは最小or抵抗短絡(0Ω)にしておくこと。

→使用した大バッテリー(Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット)は定格出力2000W、瞬間最大出力4000Wまで可能であるため、それ以上の電流を流そうとすると保護装置が働き給電を自動で遮断してしまい、試験ができなくなる。

本来は試験は行わないほうが良いが、他に電源がないため、手早く行うこと(過去の経験上3秒以内に整定値の調整が可能)  

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Jackery Solar Generator 1000 Plus  取り扱い説明書より引用

絶縁耐力試験時の声掛け

試験終了時、10350Vから0Vにスライダックを用いて下げるときは「降圧します」ではなく「減圧します」と声掛けするのが好ましい(関西電気保安協会の方の意見)

理由

「高圧」と「降圧」の聞き間違いが起きるのを防止するため。

復電時の声掛け

サブキュービクルのLBS投入時に受電用VCBとの投入の声掛けが不十分であったため、送り用キュービクルと受電用VCBの投入がほぼ同時に投入してしまった。

結果、高圧機器に大きな問題はなかったが突入電流の影響で高圧機器が損傷した可能性がある。

竣工検査時のキュービクルの立ち入り方法

新設のキュービクル内の調査(接地線の導通確認や各高圧機器の名盤確認時には土足で入らないように注意すること
依頼業者とのトラブルの防止(最悪清掃するよう詰められかもしれないため)

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