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気温との関係
通説として、接地極は夏に値が若干低くなり、冬に値が若干大きくなる
絶縁抵抗の経年変化による劣化診断する場合は、同じ気温で測定した抵抗値、または温度測定した抵抗値を使う必要がある。
測定する電圧によって抵抗値が変化する
高い電圧を印加して測定するほど抵抗値は下がる。
そのため、測定対象が使用される電圧と同程度以上の電圧で測定する必要がある。
吸湿により抵抗値が下がる
高湿度化では抵抗値が大幅に下がる。
雨天では大幅に低い抵抗値になるため、年次点検がなるべく避けるようにする。
また絶縁物が結露している場合には、大きな電流が絶縁物表面を漏れてしまうため、絶縁抵抗測定が困難になる。
参考資料
HIOKI 絶縁抵抗家 取り扱い説明書内 付録5より引用
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