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接点についての基礎知識まとめ

懐中電灯などのスイッチを操作すると内部の「電極」が付いたり離れたりする。
→電流が流れたり止まったりする。

電極同士が接触する部分のことを接点と呼ばれ、制御回路において重要な働きをする。

接点の動作によって回路を制御できる

接点と制御機器の関係

接点を手動で開閉→手動制御

接点を制御機器を使って自動的に制御→自動制御
例)バイメタルによる温度制御

目次

接点の種類

a、b、c の3種類存在する

制御回路はこれらの接点を単体もしくは複数組み合わせて構成されている

a接点  

接点が動作すると、接点が閉じて電流が流れて回路が働く

a接点は通常開いているので、ノーマリオープン(normally open contact )接点ともよばれ
制御機器にはNOと表記する

JIS(日本工業規格)では「メーク接点」と呼ばれる

b接点 

動作前から閉じている接点のこと
b接点を使うと回路ははじめから働いており、接点が動作すると接点が開き電流が遮断される

※b接点のbは break contact (回路を遮断する)の頭文字のこと

b接点は通常閉じているので、ノーマリクローズ(normally closed contact)とも呼ばれ、
制御機器にはNCと表記する

JIS(日本工業規格)では「ブレーク接点」と呼ばれる

c接点 

a接点とb接点の接点を共有したもの
回路を切り替える機能がある
一般にはc接点のほかに「トランスファ接点」とも呼ばれている

※cはchange-over contact (切り替え接点)の頭文字の c

切り替え接点の共通端子はコモン(common terminal) と呼び、この端子を軸に接点が切り替わる。
制御用機器のコモン端子にはCOMと表記する。

JIS(日本工業規格)では「切り替え接点」と呼ばれる

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