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接地抵抗計(KYORITSU製)4102Aの取り扱いについて

目次

経緯

先日の自身が勤めている事業所の大掃除をした時に、上記の接地抵抗計が出てきた。
現在事業所内にある抵抗計で必要個数を満たしているのため、譲ってもらった。
取り扱い説明書を読んで使用時の注意点を再確認する。

測定コード使用時の注意点

精密測定コードは「実効値33V」、「ピーク値46V」、「直流70V」を超える電位に接続しないこと。

実効値

交流信号を加えた時に消費される電力と同じ値を、直流信号で表した値。正弦波の場合、最大値の1/√2倍が実効値となる。

ピーク値

ピーク値は、プラス(正)側の最大値からマイナス(負)側の最大値までの値のこと。
0を中心としたプラス(正)側の最大値を2倍した値と同じ

特徴

接地抵抗測定時、補助接地抵抗が許容範囲内であるか、またコードの断線がないか一目でわかるOKランプ付のため、正常な測定状態であるかを常に確認できる。

地電圧のチェック

地電圧チェック時(EARTH VOLTAGEレンジ)はこの電圧が3V以下であることを確認すること。
3V以上の場合は接地抵抗測定値に大きな誤差が生じる可能性がある。

3V以上の場合は、非測定接地体を使用している機器の電源を切るなどして、地電圧を低くしてから接地抵抗の測定を行う
→需要家内を停電して、時間がたってから測定を行う?

測定原理

参考資料

接地抵抗計4102A 取り扱い説明書より引用

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.kew-ltd.co.jp/files/jp/manual/4102A_IM_92-1488H_J_L.pdf
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