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受電設備(高圧機器)の地震対策まとめ

高圧機器、キュービクルは地震の衝撃に耐えられるよう固定をすること

地震により、高圧機器・キュービクル移動や転倒をすると
電気設備が重大なダメージを負い、長期にわたる停電事故が発生する恐れがある。

非常用予備発電装置は、正常に運転できる状態にすること

非常用予備発電装置が正常に運転しないと
停電時に消防設備や医療機器に電源が供給されず、人命にかかわる重大事故につながる。

  • 運転できない非常用予備発電機については、至急改修をすること。
  • 専門業者による定期的なメンテナンスが必要。

電気室・分電盤前には荷物等は置かないこと

電気室や分電盤の前に、荷物などが置かれていると
停電を重ね、復旧(送電)に時間がかかることになる。
また、置かれている荷物等が転倒し、分電盤などに接触すると停電事故につながる恐れもある。

電気室や分電盤の前に荷物等が置かれている場合は、移動をお願いすること。


水道・スプリンクラーの点検を推奨する

水道配管からの漏水は、電気機器の故障漏電の原因となる。
※大阪府北部地震では、水漏れによる漏電が多く発生した。

老朽化した水道管・スプリンクラー設備がないか
専門業者による点検および改修を推奨する。

緊急時の連絡系統の再確認をお願いする

  • 電気設備で故障等が発生した場合の、連絡系統の再確認をお願いする。
  • 連絡責任者や電話番号が変更になっている場合は再登録を実施する。
  • 緊急時の連絡系統図」は、従業員の方が目に付きやすい場所に掲示し、関係者の方への周知をお願いする。

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参考資料

関西電力保安協会 電気と保安 2025年9・10月号より引用

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