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NAR-A 保護継電器動作警報装置についての取り扱い方法まとめ

高圧受電設備内で「事故が起きたことを知らせるための信号を処理する装置」として使用される。

目次

NAR-A 保護継電器動作警報装置の役割

高圧受電設備で、ショートや漏電などの事故が起きると「保護継電器(OCRやGR)」が
異常を検知して電気を遮断する、その際、一瞬しか信号が出ないことがある。

NAR-A 保護継電器動作警報装置は、その「事故が起きた(保護継電器が動作した)」という信号を受け取り
警報ベルを鳴らしたり、管理室に異常信号を送ったりするための「中継役」をする。

  • 入力: 保護継電器からの「事故信号」を受け取る。
  • 出力: 警報ブザーやランプ、遠隔監視装置へ「警報を出力」というスイッチを入れる。

NAR-A 保護継電器動作警報装置の仕様

  • 電源: AC100Vまたは110Vで動作する。
  • 信号入力
    • 有電圧: AC100Vの電気が流れてくる信号を受け取る。
    • 無電圧: スイッチが入るだけの信号(ドライ接点)も受け取る。
  • 出力: 無電圧a接点(スイッチがONになる機能)。
       これにより外部のベルやランプを作動させる。

NAR-A 保護継電器動作警報装置の回路図

NAR-A 保護継電器動作警報装置のタイムチャート

NAR-A 保護継電器動作警報装置の注意事項

● 端子のねじは、M3.5であり、適合電線は最大2mm²。

● 信号入力線の亘長は、100m以内とする。   
※100mを超える場合、電線の線間浮遊容量による誤動作の恐れがある。

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