ATとAFについて
AT
ブレーカーの定格電流をあらわす。例えば20ATの場合は20Aが定格となる。また高価ではあるが、将来的な対応のためにアンペアフレームのサイズ内で定格電流を可変できるタイプもある。
一次側(上流側)・二次側(下流側)の遮断器との保護協調をとるため、トリップ時間の切り替えが可能なものもある。
AF
ブレーカーの容器の大きさ及び最大定格電流をあらわす。例えば30AFの場合は構造上は最大30Aまで適用できる。原則としてAFの値が大きくなるにつれて容器寸法、遮断容量が増加するが、変圧器直下など短絡容量は状況により大きく変化するため遮断容量が高容量になっている高性能品も存在する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%8D%E7%B7%9A%E7%94%A8%E9%81%AE%E6%96%AD%E5%99%A8
引用:wikipedia 配線用遮断器
AF(アンペアフレーム):ブレーカーが耐えられる電流値
AT(アンペアトリップ):ブレーカーがトリップする電流値
ブレーカーの動作原理
ブレーカの内部にある「引外し装置」で異常電流を検出して、
自動的に遮断動作(トリップ)させる。
ブレーカの引外し装置には、「熱動式」「電磁式」「熱動・電磁式」「電子式」があります。
引用:Panasonicサイト「よくある質問 ブレーカの動作原理を、教えてください。」 より
配線用遮断器の選定方法
はじめに流れる電流を把握する。
把握理由
AT(アンペアトリップ)を設定するため
最終的なAT値は流れる電流値 × 1.2~1.5倍程に設定する。
モータが追加になったり、納品後改造でモータがさらに追加となったりと、様々な要因で少し大きいATを設定しておくと便利で融通が利くため。
ATの設定後、AF決定する。
AFの選定方法について、基本的に1ランク上のAFを選定する。
例:15AT以下なら30AFを選定。
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