「電源極性」とは
「電気の流れる向きや役割の決まり」のこと。
身近なコンセント(AC:交流)と電池やACアダプター(DC:直流)では
極性の意味合いや重要性が少し異なる。
コンセント(AC:交流)の極性

ホットとコールド
交流はプラスとマイナスが常に入れ替わるが
対地電圧(地面との電位差)で見ると役割が分かれている。
- ホット(Live/電圧側): 電気をお届けする側。触ると感電する。
- コールド(Neutral/接地側): 電気の帰り道。家の外で地面に接地(アース)されている。
見分け方

コンセントの2つの穴をよく見ると
左側の穴の方が少し長くなっている。
- 左(長い方): コールド(接地側)
- 右(短い方): ホット(電圧側)
ACアダプターなど(DC:直流)の極性

電池やACアダプターから出る電気には
はっきりとした「プラス(+)」と「マイナス(-)」がある。
極性記号の確認
ACアダプターの端子には、以下のどちらかのマークが必ずついている。
- センタープラス: 中心が「+」、外側が「-」
- センターマイナス: 中心が「-」、外側が「+」(エフェクターなどの音響機器に多い)
直流(DC)の場合、極性を間違えて接続すると、一瞬で機器が故障したり、発火したりする恐れがある。
ACアダプターを使い回す際は必ずこのマークを確認すること。
なぜ極性を合わせる必要があるのか?

① ノイズの軽減(オーディオ・映像機器)
特に音響機器やテレビなどでは、コンセントの極性を正しく合わせることで
電気的なノイズ)をコールド側から逃がすことができ、音質や画質が安定する可能性がある。
② 安全性(感電防止)
機器内部のスイッチは通常「ホット側」を切るように設計されている。
極性が逆だと、スイッチを切っても機器内部に高い電圧がかかったままの状態になり
修理や分解時に感電するリスクが高まる。
③ 機器の保護(DCの場合)
直流機器は電流が一方通行であることを前提に設計されている。
逆流すると保護回路がない限り、基板の部品(コンデンサやIC)が破裂・焼損する。
極性の見極めのポイント

電源コードのライン
コードの片側にだけ白い線や溝が入っている場合
そちら側が「コールド(接地側)」であることが多い。
プラグのマーク
差し込みプラグの根元に「W」の文字があれば
それが「Wide(広い=左の長い穴用)」を意味する。
検電ドライバー

ホット側の穴に差し込むと光るペン型の工具のこと。
数百円で購入でき最も確実に判別できる。
まとめ
- 交流(コンセント): 逆でも動くが、正しく差すとノイズに強く安全。
- 直流(ACアダプター): 逆だと壊れるので絶対に合わせる。

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