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コイルの性質と逆起電力についての備忘録

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コイルの性質

コイルには電流の変化を妨げようとする性質がある。

例)コイルに流れる電流が増加するとき、アンペールの法則により、磁界が増加する。
  磁界の増加は電磁誘導を起こし、コイルに電圧が発生する。
  →自己誘導の発生

このとき発生する電圧の向きは、電流や磁界の増加を弱める向きに発生する。

逆のパターンで電流が減少すると、磁界も減少し、それにより電圧が発生するが、向きは電流や磁束の現象を補う方向に発生する。

コイルに流れる電流が変化すると、電流の変化を打ち消す方向に電圧が発生すること
逆起電力という。

逆起電力は電圧の一種であり、電力ではない。

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