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電気主任技術者の工事期間中の点検・確認ポイントのまとめ(地中電線路編)

目次

電気主任技術者の工事期間中の仕事内容

電気主任技術者は、事業用電気工作物の保安監督を行う専門家であり、工場、ビル、発電所、変電所など
様々な場所で電気設備の安全を守る非常に重要な役割を担っている。

仕事内容は多岐にわたるが、その中に工事の監督(点検も含む)業務が存在する。

工事の監督業務:電気設備の設置や改修工事が、関係法令や技術基準に従って
        安全に行われているかを監督する。

電気主任技術者は、新設や増設などの変更工事の際に、施工状況とともに隠ぺい場所や接地極などが電気設備技術基準に適合しているかといった、工事期間中でなければ点検できない部分を重点的に点検する必要がある。

地中電線路の点検ポイント

地中電線路では、電線にケーブルを使用し、
直接地中にケーブルを埋設する「直接埋設式(下記左図)」
コンクリートや強化プラスチック、鉄などの管を使ってケーブルを保護する「管路式(下記右図)」
地中にケーブルなどを収容できる暗きょ(洞道)を整備して敷設する「暗きょ式」により施設する。

ケーブル(地中電線)は、車両やそのほかの重量物の圧力を受けるおそれのある場所では1.2m以上、
そのほかの場合は0.6m以上の深さの位置に埋設されている必要がある。

左:直接埋設式の敷設例  右:菅路式の敷設例

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