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知識
続流とは(用語説明)
避雷器(アレスタ)などのSPD(サージ保護デバイス)が雷サージ電圧消失後に引き続き電力系統から供給される電流のこと -
月次点検
キュービクルのチョーキング現象(白亜化)についての備忘録
キュービクルについて キュービクルは経年劣化(特に太陽光の紫外線や湿度)によってチョーキング現象が発生することがある。塗装が有している撥水性や紫外線からの保護機能などが失われている状態となっている。 チョーキング現象について チョーキング現... -
電気事故
避雷器の種類(ギャップ付きとギャップレス)の違いのまとめ
避雷器(LA)とは 電路と大地間に設置され、一定以上の電圧の雷サージが加わると動作して、そのサージ電流を大地に流す。電路の過電圧が抑制されるので電気機器が損傷するのを防止できる。 避雷器の種類 避雷器は大きく分けてギャップ付きとギャップレスの2... -
知識
避雷器の特性要素とは(用語説明)
特性要素とは通常の抵抗体と異なり非直線性の電圧電流特性をもつ物質のこと。 昔は特性要素の多くで炭化ケイ素が使用されていたが、現在は性能の優れた酸化亜鉛要素が主流となっている。 酸化亜鉛要素は印加電圧が低い領域で絶縁体として働き、雷サージの... -
電気事故
避雷器の動作原理のまとめ(図式による解説)
避雷器(LA)とは 電路と大地間に設置され、一定以上の電圧の雷サージが加わると動作して、そのサージ電流を大地に流す。電路の過電圧が抑制されるので電気機器が損傷するのを防止できる。 避雷器の動作 通常時 商用電圧が印加されているときは絶縁状態と... -
知識
雷害を受けやすい設備の傾向の備忘録
雷害とは 雷によるサージ電圧のことで、直撃雷、誘導雷、逆流雷の3種類存在する。 雷害を受ける設備の傾向 雷害の99%は誘導雷や逆流雷によるものだとされている。 誘導雷や逆流雷は直撃雷と比較して、エネルギーが小さいため、適切な接地システムの構... -
知識
直撃雷・誘導雷・逆流雷の違いまとめ
雷が落ちると起きる現象 雷について 雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の間で発生する放電を対地放電(落雷)といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を... -
測定機器
三菱製 過電圧継電器(MOV-A1V-R)の試験方法と特性のまとめ
過電圧継電器とは 電圧が設定値を超えたときに警報を鳴らしたり、しゃ断器を引きはずしたりする継電器。発電機などの故障による電圧の上昇を検知して、負荷側の系統や機器を保護する役割がある。 MOV-A1V-Rの特徴と定格使用まとめ MUV-A1V-Rの構造と内部結... -
試験機器
三菱製 不足電圧継電器(MUV-A1V-R)の試験方法と特性のまとめ
不足電圧継電器とは 電圧が設定値以下に低下した場合に動作する継電器のこと。停電や負荷の短絡等に伴う電圧低下保護などに用いられ、ダブルスローを用いた非常用予備発電機の常用→発電機の切り替え信号にもよく用いられる。 MUV-A1V-Rの特徴と定格使用ま... -
知識
地絡電流とは(用語説明)
地絡によって電路の外側へ流出し、電線若しくは電気機械器具の損傷、感電又は火災の恐れのある電流のこと 地面と短絡していることになるので、「地絡」と言う