-
知識
キュービクル周辺の安全管理について
【キュービクルの点検を行う理由】 キュービクルの設置には、電気事業法で定められた基準を満たす必要がある。主な必要な事柄として 火災予防条例による建物との距離の確保 点検が容易な空間の確保 などがある。 離隔距離の確保: 高圧受電設備としてのキュ... -
電気保安
DGR試験機メーカーの試験時動作位相各まとめ
【DGR動作原理とメリット】 DGR(地絡方向継電器)は、電力システムにおける地絡事故を検出し、適切な保護を提供するための装置のこと。 動作原理 零相変流器(ZCT)と零相電圧検出装置(ZPD)を使用して、地絡事故電流を検出する。 地絡が発生すると、三... -
知識
停電発生時の対応まとめ
【停電発生時の対応】 停電発生の対応を下図に記載 非常用予備発電機が設置されている場合 非常用予備発電装置が設置されている施設では、まず運転状況と送電範囲を確認することが重要です。非常用予備発電装置には、施設内の保安用電源や、停電時に大きな... -
知識
零相変流器(ZCT)についての点検方法や注意点まとめ
【特徴】 零相変流器は地絡電流を検出するために設置される変流器のこと。 地絡電流とは 本来絶縁されているはずの電気が大地と電気的に接続されていること、つまり「電気が漏れてしまっている状態」をあらわす。 ZCTの基本的な原理は、計器用変流器(CT)... -
電機事故
ケーブルシールド(遮蔽層)の接地施工について
【ケーブルシールドの接地方法】 ケーブルシールドの接地方法には片端接地と両端接地の2種類ある。一般的には片端接地が採用されているがケーブル亘長が長くなると両端接地が採用されて場合もある。 両端接地がおススメできない理由 ZCTの電源側、負荷側... -
電機事故
ムサシ製と双興製の位相特性試験機(DGR試験機)の整定ボタンの機能性の違いについて
【整定ボタンとは】 DGR(地絡方向)試験器の動作時間試験を行う際に、電流値や電圧値、位相差などを所定の値に設定する際に用いるボタンのこと。 メーカーによって意味合いが少し異なり、事故のもとになるため、注意する必要がある。 【ムサシ製DGR試験機... -
知識
動作時限特性の種類のまとめ
【動作時限測定とは】 過電流継電器の試験の際、動作時限測定の欄がある。これは動作電流値の値によってどの程度の時間で継電器が動作するかの値を測定する試験であるなお、各継電器メーカーが出している判定基準をもとに継電器が故障していないか判断する... -
電気保安
キュービクル式の特徴まとめ
【設置場所】 屋内式 屋内キュービクルは、風雨にさらされる恐れがない場所に設置される仕様のため、受電室や建物内の一部に据え付けて用いられる。点検時や操作時にはあるていどのスペースが必要の為、下記のスペースをあけるようにする。 屋外式 屋外設... -
Uncategorized
高圧受電の電力量の仕組みについて
【高圧受電と低圧受電の比較】 低圧受電の場合 契約時にアンペア数を決めるため基本料金は固定となる。なお、電力量料金と再生可能エネルギー発電促進賦金は変動する。 高圧受電の場合 基本料金は「1kWの単価」×「契約電力」で決まる。契約電力は過去1年... -
知識
周波数変換の流れ
【コンバータについて】 コンバータ:交流を直流電流に変換する装置 主な種類 ADコンバータ:アナログ信号→デジタル信号 DC-DCコンバータ:直流→所定の電圧の直流 AC/DCコンバータ:交流→直流 DAコンバータ:デジタル信号→アナログ信号 【インバータについ...