保護協調– tag –
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電気保安
地絡保護協調の考え方の備忘録④(低圧地絡保護協調)
基本的な考え方 日本の低圧系統はTT系統であり変圧器のB種接地と機器筐体の接地が分離されており、地絡電流は大地を経由する。 このため、漏えい電流が小さくなるので漏電遮断器が必要となる。また、機器の後地抵抗が大きいと対地電圧が高くなるので、耐電... -
電気保安
地絡保護協調の考え方の備忘録③(高圧地絡保護協調の実務)
基本的な考え方 地絡電流だけで配電線と需要家設備の動作協調をとるのは難しいので地絡継電器の動作電流値は構内故障を確実に検出できる値とすればよく保護協調は時限でとればよい。 また、需要家の受電キュービクルと第2キュービクルについては動作時限あ... -
電気保安
地絡保護協調の考え方の備忘録②(高圧保護装置の特性)
保護方式 地絡故障の保護方式としては、需要家の責任分界点に設置される地絡継電器を備えた高圧区分開閉器で構内ケーブル以降の高圧設備を一括して保護する方式が一般的に採用されている※出迎えケーブルなどで、地絡継電器を使用して主遮断器を動作させる... -
知識
短絡強度協調についての基礎知識まとめ
短絡強度協調についての概略 目的 短絡電流が流れた際に、必要最小限の範囲で電源を遮断すること。 過電流保護機器(ブレーカーやヒューズなど)の選定と設定を適切に行い上位と下位の保護機器がうまく連携するように調整すること。 短絡強度協調の種... -
知識
限流ヒューズについての基礎知識まとめ(補足用)
限流ヒューズは電力ヒューズ(PF:Power Fuse)とも呼ばれる。 性能・特性 大電流に対して優れた遮断性能を備えている。 大きく3つの特性、許容特性、溶断特性、動作特性(遮断特性)の大別される 限流ヒューズの構造 PFは導電性キャップで上下をふさいだ磁... -
知識
過電流保護協調における動作協調の検討方法まとめ
過電流保護協調とは 動作協調の概要 過負荷や短絡事故が発生したときに、上位保護装置が下位保護装置に先行して動作せず。また変圧器の励磁突入電流や負荷の電流により保護装置が動作しないことが動作協調の基本的考え方となる。 以下の6点を重点的に検討... -
電気保安
過電流継電器の慣性動作特性についての備忘録
過電流継電器とは 過電流継電器の慣性動作特性 過電流継電器の慣性動作特性(Time-Overcurrent Relay Characteristics)は継電器が過電流に対してどのように動作するかを示す特性で、主に継電器が動作するまでの時間と、過電流の大きさとの関係を表す。こ... -
知識
過電流保護協調についての備忘録
過電流保護協調とは 電力系統における過電流発生時の保護装置の動作を調整することを指す。この協調を行うことで、系統全体の安定性を維持しつつ過電流が生じた箇所だけを効果的に遮断が可能となる。 過電流保護協調で最も重要なことは配電用変電所(配電... -
知識
過電流保護協調の根拠について(補足用)
根拠となる法律 以下の法律・省令が根拠となる 電気事業法第39条第2項第三号 「事業用電気工作物を設置するものは、事業用電気工作物の損壊により一般送配電事業者または配電事業者の電気の供給に著しい支障を及ぼさないよう、主務省令で定める技術基準... -
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OCR(過電流継電器)の整定方法の備忘録
OCR(過電流継電器)とは OCR(過電流継電器)の整定方法 基本的に保護協調は電力会社との協議で決めるため、下記の計算方法はどの程度の整定値になるかの大まかな予想値を求める際に使用する。 整定を求めるには以下の4項目より整定する。●タップ値→限時要素...
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