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K2GR-AC1について
オムロン社製のHGR。引き外し方式は、電流引き外し方式。 地絡継電器は基本電圧引き外し方式なので調査した。
結線回路を調べてみると、三菱製のMG1-Xのような補助電源装置が内蔵している回路だった。
回路調査
通常時
C1T→C2T2T→メーター切り替えスイッチT相→電流計A→メーター切り替えスイッチS相
地絡時
C1T→T1T→O1→O2→C2T2T で回路形成(OCR継電器の回路切り離し)
電源回路AC100V→S1→リアクトル磁気飽和で3A程度の電流が流れる→T1→トリップコイル→T2→S2
注意事項
電流引き外し方式のほとんどで、パレットスイッチ52aがないため、復帰方式が「手動復帰」の場合トリップコイルに電流が流れ続けることになるので、焼損する可能性がある。
→対策:試験前に復帰方式の確認。万が一に備えて動作時間試験終了すぐに試験機の電源を切るようにする。
参考資料
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/cat/k2gr_ds_j_1_9.pdf?id=3662
デジタル形継電器K2GR 取り扱い説明書
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