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電気管理技術者が持てる物件数と換算係数の調査

目次

簡単な結論

個人で持てる物件数は33点

ただ、設備容量や、絶縁監視装置の有無による月次点検の数の縮小による圧縮があるため、簡単に計算できない。

(追記)33点の根拠

平均勤務時間(8時間)1か月分に350~550kVAの平均需要設備点検時間(5時間)を割った値

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/hoan_seido/pdf/015_01_00.pdf

引用:産業保安グループ 電力安全課 拡充版保安管理業務こ講習について より

換算係数とは

トランスの容量を合算したもの

例)単相トランス100kVA,三相トランス50kVA(設備容量合計が150kVA)下の参考資料によると

換算係数は0.8となる。

注:絶縁監視装置の設置や条件を満たした結果、隔月点検や3か月に1件になった際、表の点数に0.6を掛けた値が換算係数となる

一部V結線のトランスの場合計算して合計する必要あり。

   

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.safety-kanto.meti.go.jp/denki/jikayou/data/PDF/04_00.pdf

保安管理業務外部委託承認制度の概要について より引用

特殊換算係数について

以下の設備の場合、換算係数に0.6を掛けた値を換算係数に圧縮できる。

  • 小規模高圧需要設備
  • 以下の基準を満たす100kVA以下の設備

イ 構外にわたる高圧電線路がないもの
ロ 柱上に設置した高圧変圧器がないもの
ハ 高圧負荷開閉器(キュービクル内に設置するものを除く )に可燃性絶縁油を使用していないもの。
ニ 保安上の責任分界点又はこれに近い箇所に地絡保護継電器付高圧交流負荷開閉器又は地絡遮断器が設置されているもの
ホ 責任分界点から主遮断装置の間に電力需給用計器用変成器、地絡保護継電器用変成器、受電電圧確認用変成器、主遮断器用開閉状態表示変成器及び主遮断器操作用変成器以外の変成器がないもの

  • 上記の基準を満たし、低圧電路に絶縁監視装置、もしくは非常用照明設備、消防設備、昇降機その他の非常時に使用する設備への電路以外の低圧電路に漏電遮断器を設置している設備

参考資料(補足)

少し古いが、1枚にわかりやすくまとめた書類があるので下に引用する。

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/http://denkikanri-h.or.jp/pdf/tenkengyoumu.pdf

引用:北陸電気技術者協会 設備容量区分等による点検頻度基準書より
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