コンデンサ– tag –
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電気事故
励磁突入電流についての基礎知識まとめ
励磁突入電流について 励磁突入電流(れいじとつにゅうでんりゅう、Inrush Currentとも呼ばれます)とは変圧器やリアクトルなど、鉄心を持つ電気機器に電源が投入された瞬間に流れる一時的で非常に大きな電流のこと。定常状態の励磁電流(機器を磁化するた... -
知識
リアクタンスについての基礎まとめ(用語説明)
リアクタンスとは、交流回路において、電流の流れを妨げる要素のこと。抵抗も電流の流れを妨げが、リアクタンスは交流特有の現象であり、エネルギーを消費するのではなく一時的に蓄えたり放出したりするという点で抵抗とは異なる。 リアクタンスは、主に以... -
知識
容量性リアクタンスについての基礎まとめ(用語説明)
容量性リアクタンス(Capacitive Reactance: XC) とは、交流(AC)回路においてコンデンサが電流の流れを妨げる度合いを示す量です。誘導性リアクタンスがコイルによって生じるのに対し、容量性リアクタンスはコンデンサの特性によって現れる。 容量性リア... -
知識
定格力率について(用語説明)
定格力率(ていかくりきりつ、Rated Power Factor)とは、交流(AC)電気機器が、設計上、最も効率よく動作するように想定された力率のこと。無次元の数値で表され、通常は0から1の間の値、またはパーセント(%)で示される。 力率=交流回路における有効... -
電気保安
高圧進相用コンデンサの役割と特徴のまとめ
コンデンサの目的と特徴 目的:自家用電気設備において遅れ無効電力を補償(吸収)して力率を改善する 電荷を蓄える性質を持ち、電源から切り離しても、残留電荷により電圧が発生する。そのため残留電荷を5分以内に50V以下にするような放電抵抗が内蔵さ... -
知識
遅れ無効電力と進み無効電力の違いについての備忘録
無効電力について 無効電力とは送電線での電力損失を減らすや送電線での電力損失を減らす電力のこと。実際に電気機器を動かすために消費される電力は有効電力と呼ばれている。単位は[kvar] 無効電力の発生要因 無効電力は意図しない場合に発生することがあ... -
知識
コンデンサ電流遮断による異常電圧発生サイクルのまとめ
コンデンサ電流とは コンデンサ電流遮断時の異常電圧発生サイクル ①開閉器を開放時、コンデンサ電流が零点で遮断される。 コンデンサは進み電流(電源電圧より90°進み)のため、このときコンデンサに最大日に近い電圧が印加されている。 ②開閉器が開放状態... -
知識
誘導電圧についてのまとめと測定方法
誘導電圧とは(要約) 高圧機器やケーブルに故障などがない場合でも、接地されていない金属体やブレーカーを開放した電路などは誘導により電圧が発生することがある。 発生原因 充電部の対地電圧が線間静電容量と対地静電容量がそれぞれ分圧されて発生する... -
知識
受電設備容量とは(用語説明)
受電電圧で使用する変圧器、電動機などの機器容量(kVA)の合計をいう。高圧電動機は、定格出力(kW)をもって機器容量(kVA)とみなし、高圧進相コンデンサは、受電設備容量に含めない -
月次点検
保安業務従事者の月次点検マニュアル(コンデンサ編)
設置者への問診 保安業務従事者は点検時に、日ごろから電気機器を使用している従業員や設置者に、建物内の電気設備に異常がなかったかの問診を行う。 例)使用している電気設備から、異音・異臭がする 以前、使用できないコンセントがあった。 保安業務...